腐女子解体新書

腐女子による腐女子のための腐女子考察

非公式カップリングについて

何年放置してたか本人すら覚えてないありさまです。みなさんご機嫌よう。お久しぶりです。
読者登録していただいたユーザーさんに至っては、なあにこれえ状態だと思いますが登録切らずに(忘れていただけか)いてくれて、本当にありがとうございます。


現在は韓国の漫画家さんが配信サイトで執筆されてるエジプト神話をもとにしたBL漫画にはまっています。(『ENNEAD/エネアド』という作品です)


同人愚痴を見ていて思ったことがあり、本作には直接関係ない話になるため、こちらのブログを久々に動かすことにしました。

はじめに

『ENNEAD/エネアド』は原作だけを楽しんでいる状態で実は二次についてはよく知りません。pixivも長いことログインしていないので見てません。Twitterも検索しない主義です。←
元々pixiv自体が好きじゃねーんで。と個人の感想はどーでもいいですね。


ここから先はあくまで個人の意見です。参考程度にしてください。

PCゲーム全盛期のボブゲ

元ネタがBLの場合、必然ジャンル規模は小さくなります。大きくて100いけばラッキー。


二次創作ではゲームジャンルを点々としていましたが、オタ向けPCゲーム(ノベルゲー)だったので、一般の認知度はゼロ、ジャンル者もジャンプ系のような超メジャー作を好まないマイナージャンル好きな人が集まりがちです。


オタクのゲームジャンルは完全にスマホのアプリゲーに移行しましたが、一昔前はPCゲームが主戦場でした。
刀剣乱舞』『魔法少女まどか☆マギカ』で有名なニトロプラスにもボブゲBLゲーをジャンル者はボブゲと呼ぶ。今は知らん)レーベルがあり、さすがのニトロはボブゲも最初から当てて異例の大ヒットとなりましたが(『咎狗の血』、レーターさんは『うたプリ』の方)、それ以外のボブゲはジャンルとしてワンアンドオンリーになることはあるあるでした。

非公式カプとは何か

少年マンガや性別不問のアニメやゲームが元ネタ原作の場合、ゲイのキャラでもいない限りは公式も非公式もありえません。しかし元ネタがBLとなると公式が推すカプが存在します。


ボブゲは主人公総受けが基本なのとマルチエンディングを採用してるため、ターゲットごとのカップリングが存在します。
しかし、ボブゲをやるよーな腐女子はよくある商業BLだけでは満足しないようなニッチな人が多いです。経験上。
するとターゲット同士をくっつけるといった公式にはないカップリングを産み出したり、ターゲットは攻めのみですが受けにして、カップリング自体をリバにしてしまう人も現れます。


公式が一切というか微塵も推してないカップリングを読者側で勝手に捏造妄想生産してたら、これらは全て非公式扱いとなります。

非公式活動者のSNSでの注意点

非公式カプで活動する際は、作品名やキャラ名で検索しただけで目に入ってしまう行為は避けるのが無難です。


といっても、これらは腐女子内の内輪にしか通じないローカルルールでしかなく、今はどうなっているのかや、ジャンルによってルールが変わるのかなどは知るよしもありません。
しかし自衛のために、隠れた方が安全なのは確かです。こーすればトラブル回避できるし晒されることもありません。

  • Twitterは非公開鍵アカ、非公式好きだと確認できた人のみ承認
  • ブログはロボット避け導入
    • ロボット避け不可の場合はパス設定
  • pixivへの投稿はタイトルに【非公式カプ注意】と毎度の注意書き
    • 元ネタが18禁なら投稿内容が18禁でなくても、18禁作品として投稿
    • 18禁の有無はキャプションへ

非公式カプや非公式以外の受け攻め設定は、大多数の公式カプ推し(ファンや同人者)に嫌われていることを前提にして活動した方がいいというのが持論です。


中には攻撃的なファンもいるため隠れないとpixivやTwitterから普通に凸してきますし晒されたりもします。
これらを避けるには目立たないことが一番です。


いくら推しても公式カプが好きな人にとって非公式カプは地雷です。布教したところで、そう簡単に人の好みは変わるものではありません。潔く諦めましょう。
多くの人に見てもらうより、需要のある人に向けてピンポイントに隙間産業的に、供給することに努めた方が楽しいです。

困った同カプ者

とは言っても、どれだけ隠れても悪目立ちする同カプ者はどこにでも必ずいます。こういう人はオープン垢で平気で公式disしたりします。


「主人公受けマジ地雷だわ〜。自然と目に入ってくるし!!見るだけで苦痛。たえられないから、しばらく休みますね〜」


永遠に目覚めなくてもいいんだよ?
オンラインだけで活動するなら、こういうスタイルを貫いて、好き勝手言われても構わんと本人は思っても大体は同カプ者も巻き込んで、十把一絡げに悪く言われるのが通例です。隠れてソッとやってる他の同カプ者に迷惑がかかります。やめましょう。


非公式カプ者がオフ活動する場合、イベ後のオフ会では、自然とこの手合いの欠席裁判になることが多いです。経験上。
知らぬ存ぜぬところで嫌われて陰口叩かれることを避けるなら公式カプの盛大なdisりは止めるべきだと思います。


そもそも非公式カプが好き云々以前に、公式disは全方位に敵を作りますし、誹謗中傷の口実を与える行為です。誰かこいつを何とかしてくれと同カプ者が思っても、そもそも聞き入れるような人なら、このような発言はしないわけで……
同カプでも距離とるに越したことない人材です。ネットでヤベー人は、リアルで付き合っても大体ヤベーです。

まとめ

今回は元ネタ原作がBLの場合について書きましたが、これに限らず世間的に特殊性癖と思われるジャンル(男性向ならエログロリョナ、四肢切断、欠損、ケモナー、ロリ、ショタ、女性向ならナマモノ、実写作品、舞台などなど)を扱うときは、人目に入りにくい形にすることは大事だと思います。


より多くの人に見てもらいたい、人気者になりたい、ちやほやされたいと思うなら最初から特殊性癖を選ぶべきではないし、描くべきでもないかなと思います。