腐女子解体新書

腐女子による腐女子のための腐女子考察

オリジ婆からのお便りお返事

こうもりさんへ


反応ありがとー💕
めっちゃ言及されてる。まとめブログ状態やん。
ワイ好かれすぎやろ。


冗談です。いや申し訳ない。スマホから更新してたので今の今まで気が付きませんでした。しかも放置しまくって、数年ぶりに書きたいことがあってログインした次第。


6年前ねえ……はあ、、やべ。この頃何してたか全く記憶がない。ガビン

悪口ですけど何か←

何度もじっくり読んだのですが、どう頑張って解読しても悪口のように読み取れました。


他人の二次創作を指して「あなたの二次創作はキャラ崩壊、設定無視、人間相関図ぶち壊し」「原作はキャラカタログ、リスペクトはない」って言われてキレない二次創作者はいないのではないでしょうか。「ドリ腐」にあてはめられた方にも悪口だし、レッテル名称にいいように使われた「ドリーム(夢)」にも悪口です。


そうです。率直に「自己投影型腐女子」の悪口を書かせていただきました。
本人前にして言えないから匿名性の高いブログに吐き出した。ただそれだけのことです。


今も当時と考えは変わってません。
「原作準拠ができないなら、オリジナルか別原作でやってくれ」


もちろん、これらは個人のキャパの問題です。二次創作に関しては許容のキャパが恐ろしく狭い人なので、原作からかけ離れすぎた二次創作は、いくら人気があっても好きにはなりません。いい悪いではなく、好き嫌いでしかありません。


その上で、原作を改変し、書き手の理想だけを押し付けてくるような二次作品を読まされるのは大変苦痛です。
なぜなら作品を読むきっかけは、100原作にしかないからです。


その時の気持ちは、原作にはない別側面を原作をベースにした別世界として見てみたい欲求しかありません。


とは言え、圧倒的多数は私ほど許容が狭くない読者と書き手ばかりです。私が神経質すぎるだけなのです。ですから、これらの考えを好きな人や書き手に対し、個別にとやかく言うことはありませんし強要もしません。


ただし、人様の作品を勝手に借りながら、設定変えなくては話の一つも作れない、この程度のこともできない愛着ならやめてくださいどーぞ、が本音ではあります。

女性向オリジナルという悪夢

二次創作から入った人はオリジナルがどれだけサバイバーなバトル・ロワイアルなのか知らないと思いますから経験者として書きます。


5年以上オリジナルだけをやっていた時期がありました。5年続ければ固定の読者がつくと言われるジャンルです。オリジナルをやっている人の多くが恐らくプロ志望者です。自分もそのためにオリジナルで活動していました。


そもそもオリジナル自体がほとんどプロばかりで、イベントの新刊は商業作品のスピンオフが多いため、商業作家でなければ全く売れません。売上0が当たり前です。


イベントに出ることが無駄にしかならない、スペース代で赤字になる。
60ページ中編マンガを新刊で出してもスペース前で足を止める人さえいない、手に取ってさえもらえない。
何故なら買い手は作家買い目的のため、無名なら5冊売れればいいジャンル事情があるからです。


ここには、どれだけ努力しても決して報われない世界線があります。

二次創作という名の楽園

5年以上が経ち書店に卸してやっと売り切るようになった頃、自身のモチベーションの問題から二次創作に移動しました。


二次創作に移動し、原作名を冠しただけでこれだけの読者が見てくれることの驚きというかスゴさを体感しました。
今までとは全く違う、努力することなく数字が簡単に手に入るWinWinな環境。これらを一度も自分の実力だと勘違いしたことはありません。というか、しようがないです。
だから原作に沿うこともできないなら止めてください、でてってくださいと思います。


イベントでも、二次創作の破壊力はすごかったです。
これからジャンルとして伸びそうな原作を元に、突発コピーを出したことがありました。
ジャンルがなかったので別ジャンルのスペースで売ることにしました。事前アンケートも取りましたが、確か10も投票してもらえず期待はしていませんでした。


ところが開場20分で70冊完売です。単に運が良かっただけですが、他にも本命で活動していた時は人気のなかったジャンルが、メディア展開のおかげで人気が出たことがありました。
在庫をほぼ処分した後でしたが、友達の手伝いで手持ち可能な数冊をスペースに持ち込んだら、開始2分で既刊全完売終了です。


こうした経験からか、努力しても決して実を結ばないことがあること、売れる売れないは運でしかないことを実感しました。哀しいですが、これが現実だと思いました。


今のオタクがどこから道を外すのか分かりませんが、二次創作が当たり前の同人者ほど原作へのリスペクトがありません。しかも大手だと、これがさらに加速します。
原作者様に甘んじて著作権グレーゾーンの中、活動させてもらっているのに、下手すると原作者より自分の方が上と勘違いしてる書き手が多い。ぶっちゃけ要らないです。自分が二次創作に求めるのは数じゃないんです、質です。


気に入らない設定があると、こうすれば素敵になるとでも思っているのか、良かれと思ってやっているのか無意識なのかは分かりませんが、平気で魔改造するわ、話は別ジャンルでも見たテンプレしか量産しない、なのにこの手合いは何故か熱心な信者がいて「○○さんの○○サイコー!○○さんの方が原作よりいい」とか平気でほざきやがるわけですよ、ネットで。


こういう作家と信者は、ジャンル以前に同人界から出てってほしいです。おプロ様にでもなっておしまい。(∩^o^)⊃━ ☆゚.*・。゚; アデューヤギュー


あくまで個人の意見です。

命がけの飛躍

①「主人公が攻めの夢小説」があることをご存じないんですか?


BL夢小説の存在は昔から知ってます。なり茶で攻めやってたオタ友も多かったので。
しかし当ブログではBL夢は取り上げたこともないし、批判もしてないです。


批判してるのは一貫してて、一部の腐女子には夢をバカにする人がいますが、書いてる作品を見ると夢小説と寸分違わない内容(具体的に言うと、元キャラの面影もなく完全にメアリースーになっている)だったりすることが多く、それを批判しているだけです。どの口で夢を悪く言うんだと。


原作リスペクトの有無は読めば大体わかります。特定キャラをdisったり貶し愛に関しては、自分は全く面白いと思いません。特に思い入れのないキャラでもこれを見たらすっと引いてしまいます。


あと、大変申し訳ないですが、当方は絵描きというかマンガ描きで小説はジャンル外だと友人の書いたもの以外は読みません。
参考に紹介していただいた小説が全て二次創作、原作を知らないと理解できないため読んでいません。


どうしようもないことです。


この、どうしようもなさを易々と乗り越えてしまうのが二次創作です。同時に二次創作の欠点でもあります。読む読まないの動機の全てが原作にのみかかっているからです。


これらの小説がオリジナルなら読んだかもしれません。しかし二次創作だと設定もキャラもわからない。前提がないから、読もうと思わない。


そして読む気にすらならないのが先に書いた素人の描いたオリジナルマンガです。
オリジナルはマンガも売れません。小説はもっと売れないと思います。


原作のありがたみを知ってるから、原作改変や原作disする書き手に対し、普通以上に厳しくなるのだと思います。
しかし言いたいことはただ一つ。


「二次創作やるなら、原作リスペクトくらいしろや」